2017年02月04日

「今日からだれでも片づけ上手。」(原田さよ著)を読んで


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片付け関連の本を読むのはいつ以来だろう・・・。
そんなことを考えながらこの本を手にしました。

家事関連本との付き合いは、母の本棚にあった婦人之友社のものを高校生のころに数冊読んだのが始まりです。
その後一人暮らしの学生時代に、合理的な家事、効率的な家事の実践方法が記された町田貞子さん(明治44年生まれ)の「暮らし上手の家事ノート」を購入しました。

主婦になって数年は家事、家計、教育、社会問題などについて書かれている雑誌「婦人之友」を定期購読していました。
これらの本が私の家事のベースにあったように思います。

原田さよさんの「今日からだれでも片づけ上手。モノ、迷い、重たい気持ちとサヨウナラ」は私が久々に購入した片付け、整理収納などの家事関連本です。
まだ手に取ってない方の参考になればと思い、読んだ感想を書いてみました。

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この本を購入したきっかけ

50代の主婦が著者だから

同じ50代主婦として、共感できるものがあるのではないかと思ったことが大きな理由です。
というのも常日頃から50代というのは節目の年代だと感じていたからです。

私自身50歳を迎えたときにまず思ったことは、あとどれくらい今と同じような健康状態と体力とで過ごせるだろうか、ということです。
そう思ったときから、これからどう生きるのか、どう生きたいのかということを頻繁に考えるようになりました。

そんな私にとって、何かヒントになるようなものがこの本の中にあるように感じたのです。
その直感はハズレではありませんでした。

写真ではなく温かみのあるイラストに心惹かれたから

書店に並ぶ多くの整理収納・片付け関連の書籍を見ると、美しい写真にまず目が奪われます。
この本からは温かみのあるやさしいイラストが目に飛び込んできました。

私の主観ですが、この感覚が心地よく感じられたのも購入のきっかけとなりました。

写真が少なくイラストが多い

写真が多いとわかりやすく、イメージがしやすいと思います。
この本は写真の代わりにイラストが多用されています。

インパクトが少ないと感じた反面、読者それぞれの価値観やライフスタイルに応じて自由に想像できる良さがあると思いました。

写真だとそのままのイメージが固定されがちですが、イラストだと身近にあるものや手持ちのもので応用できないか、100円ショップのあの商品が使えないかなど、読者が自由にイメージできます。

「真似でなくていいんだよ」
「自由でいいんだよ」といったさよさんの声が聞こえてきそうな気がしました。

なお、写真は巻頭数ページにわたって掲載されています。
本文の中で【○ページ写真】と示されていますので、戻って確認することができます。

50代ならではの感覚に共感

著者のさよさんが50代になる今までをどのように生きてきたか、生活してきたかが記された部分は、自分の人生と重ね合わせて共感できたり、あぁ同じ思いを抱いてきた人がほかにもいるんだなぁとホッとできたり。

40代〜50代にかけての身体的な変化や体力、気力の衰えから来る葛藤は、実際に経験してきた身として手に取るように理解できました。

一気にやってしまおうという片付け本もありますが、疲れをためずに片付ける、次への糧にする片付け方をこの本では推奨(ときには踏ん張ることも必要と書いてありますが)しています。

一晩寝たら元気になれた若いころと違い、50代からは疲れをためてしまうと回復に時間がかかり却って非効率的になることも。
疲れがたまることで次へ進む気が失せ、片付けが嫌になるということをさよさんは経験から指摘しています。

片付けに限らず、同じような経験をしてきた50代は多いのではないでしょうか。
そんなときにはハードルを下げた片付け方を勧めてくれています。

片付けは生活の一部分

「どう生きたいのか」
「どんな暮らし方をしたいのか」
「どんな人生を送りたいのか」
これらは年代にかかわらず普遍的なテーマです。

片付けは自分自身の生き方を模索する一つの手段だと思います。
「片付け本を読んで片付けたら終わり」ではなく、毎日の生活の中で継続していくものです。
そしてそれは、ライフスタイルの変化や加齢に応じて変わっていくものだと思います。

「こうしなければいけない」という固定観念を外し、暮らしながらさらにより良い方法を見つけていく楽しみも味わいたいものです。

みんなちがって、みんないい

詩人の金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」という詩の中に、
「鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい」
というフレーズがあります。

「今日からだれでも片づけ上手。」を読み終えたときに、真っ先に浮かんだのがこのフレーズです。
それぞれの家庭にはそれぞれの暮らしがあります。
家族の中でも一人ひとり考え方や価値観は異なります。
各家庭、それぞれの人に似合う片付け方があるはずです。

「どんなスタートでもいいんだよ」
「どこから手をつけてもいいんだよ」
「どんな方法でもいいんだよ」
「片付けには間違いはないのだから、失敗を恐れず始めてみましょうよ」
そんなさよさんのエールが聞こえてくるような読後感がありました。

どこから片付けてよいやら・・・
片付け始めたけれどこの先どうしたらいいだろうか・・・
そんなふうに迷っている方にお薦めの1冊です。

長くなりました。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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posted by ゆきの at 20:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 暮らし・生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も50代に突入してから、体力が落ちやすくなっているのを感じます。

でも運動クラスの参加者たち60代、70代の素敵なご婦人たちは
休息の時間を上手にとりながら、なおかつ様々なイベントに
活発に参加されています。

彼女たちの楽しい話を聞いていると、年を重ねることも
悪くないなぁ。。。と感じています♪
Posted by そよ風 at 2017年02月16日 17:11
>そよ風さんへ

私が通っているスポーツクラブでも、60代70代の方が活発にフィットネスを楽しまれています。
長年そういう様子を見てきましたので、細々とでも体を動かすことを続けていきたいと思っています。
上手に年を重ねるお手本が身近にいるのは心強いものですね。

Posted by ゆきの at 2017年02月16日 17:38
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